大人は永久歯のエナメル質が成熟しているためにむし歯になりにくいといわれていますが、実は9割以上の人にむし歯があり、特に40歳以上では、近年増加傾向にあることが分かっています。
大人の場合、過去に治療をした際の詰め物や被せ物の下にできるケースが最も多く、奥深くに進行するために、神経に達する程のむし歯となっている可能性が高い傾向にあります。
また、神経を抜いた歯にできたむし歯の場合は痛みを感じないため、気付いた時には重症化していることがあります。
早期発見・早期治療の為に、日常の丁寧なブラッシングと定期健診を受けていただくことが大切です。