電話番号022-243-3060

宮城県仙台市太白区泉崎1-19-1-102

仙台市、太白区、長町南、富沢駅近くにある歯科医院。小児歯科、予防歯科、審美歯科、ホワイトニング、PMTC等のご案内。

予防歯科

HOME»  PMTCとは

予防歯科とは

むし歯や歯周病を未然に防いで、お口の中を健康に保つための治療を予防歯科といいます。
歯科医院でのプロのケア(PMTC)とご自宅でのセルフケアの両方を、バランスよく実践していくことが大切です。

PMTCとは

Professional Mechanical Tooth Cleaningの略。歯科医師、歯科衛生士などの専門家により、さまざまな器具とフッ化物入りペーストを用いて、すべての歯面とその周辺のプラーク(歯垢)を除去する方法です。約20年ほど前にむし歯、歯周病の予防管理を目的として北欧でシステム化され、現在多くのリサーチに裏付けられて着実な臨床実績を上げています。

疑問解決Q&A

PMTCはどんな効果があるの?
歯の表面がツルツルして気持ちいいばかりでなく、プラークに含まれる雑菌を落とすことによるむし歯・歯周病予防の効果があります。また、歯肉の腫れや痛みを抑え、苦痛緩和、歯の延命効果も期待できます。
PMTCだけで、むし歯や歯周病は治るの?
PMTCはあくまでケア行為ですから、それだけでは病気は治りません。しかし、プロのクリーニングによってお口の中の細菌レベルが低くなれば、それだけ治療成績もよくなります。
PMTCを行うのに最適な年齢はありますか?
年齢によって早すぎる、遅すぎるといったことはありません。プロのクリーニングは、いつから始めても一定の予防効果が期待できます。大切なことは間隔を決めて定期的に行うことです。
PMTCで歯は白くなりますか?
歯の表面の着色は落とすことができますが、歯の色そのものは変わりません。
PMTCは何回かかるの?
ケースにもよりますが、通常1回から3回くらいかかります。1回のチェアータイムは約30分から1時間を予定してください。
PMTCはどのくらいの間隔で行うのですか?
その方のリスク(歯や歯肉の強弱、細菌の強さ、唾液の量、着色の程度、生活習慣など)によって様々ですが、一般的には3~4ヵ月に1回の割合で行います。
PMTCって痛くないの?
歯のクリーニング専用に開発された特殊なブラシやゴムのカップなどを使うので、痛くありません。PMTCの特徴は爽快感と快適さにあります。
PMTCは誰が行うの?
歯科医師が行う場合もありますが、通常歯科衛生士が行います。
PMTCにかかる費用は?
患者さんのリスク、歯の汚れ具合などによって、様々なケースがあります。詳しいことはご相談ください。

歯磨きでは取り除けないバイオフィルム

むし歯・歯周病はプラークが原因で引き起こされる疾患ですが、近年、歯の表面に付着し成熟したプラークは「細菌バイオフィルム」であることがわかってきました。

細菌バイオフィルムとは「多種多様の細菌が複雑にからみあってきわめて安定した集落をつくり、一種の共棲関係にあるような状態」をいいます。

このフィルムは細菌が分泌する多糖体に守られ、強力に付着するため、歯ブラシではなかなか取り除くことができません。
また、他の異物の侵入を拒否する性質があるため、付け薬、うがい薬などの効果も限定的です。(図.1)

PMTCはこのバイオフィルムをはがしとる手段として、最も能率的かつ効果的な方法と考えられています。(図.2)

PMTCの流れ


  • 1.プラークがどこに残っているのかを染色液で確認します。
    (行わない場合もあります)


  • 2.歯の表面に専用のクリーニングペーストを塗ります。


  • 3.プラスチックのチップを使って歯と歯の間の汚れを落とします。


  • 4.歯肉を傷つけないように、柔らかいラバーカップで歯と歯肉の境目の汚れを落とします。


  • 5.さわやかな洗浄液でお口の中をきれいに洗います。


  • 6.歯の質を強くし、輝きをますために、きれいになった歯面にフッ素を塗布して終了です。

院長からのメッセージ

PMTCは予防の要

最近の研究によれば、「むし歯や歯周病は、ある特定の細菌によっておこる」ということがわかってきました。つまり、その細菌たちを口の外に追い出せば、ほとんどの歯の病気は防げるということです。
PMTCというのは歯科医や歯科衛生士などが行うお口の清掃プログラムのことです。これにより歯みがきなどでは取れにくい悪い細菌を徹底的にこすり落とします。
PMTCは、歯や歯肉の清掃を専門の器具を使ってていねいに行いますから、予防効果が高いだけでなく、とても気持ちがいいものです。

プラークコントロール(歯の汚れの除去)にはセルフケアも必要

とはいえ、プラークコントロールの基本はご自身による歯みがきです。歯の健康を維持するためには、歯みがき(セルフケア)とPMTC(プロのケア)のバランスがうまくとれていることが大切です。
ご自分で磨けるところは、頑張って磨きましょう。歯みがきの方法などについてはご指導します。ご不明な点はお気軽におたずねください。

歯科医院は怖いところではありません

最近は大分変わってきましたが、一般的にはまだまだ「歯医者さんは痛いところ、怖いところ」というイメージがあります。
その理由の一つに、歯科医院側の情報提供の不足があります。進んでしまった病気の治療は、たしかにつらいことがありますが、予防や初期の治療は全く痛くなく行うことができます。
たとえば、「あの映画はいいよ。ぜひ観るべきですよ」と嬉々として語ってくれる人がいると、言われた人は重い腰を上げて観に行きます。その結果、「本当にいい映画だった!」と教えてくれた人に感謝します。
それと同じように、私たちはPMTCをとおして、「予防やケアはこんなにいいものですよ」ということをご理解いただき、「歯科医院はそんなに怖いところではなく、逆に気持ちのいいところ」ということをぜひ患者さんに実感していただきたいのです。

歯科の目的はヘルスプロモーション

歯科医療の究極の目的は、歯や口腔の知識をもとにして、ヘルスプロモーション(健康支援)を展開することです。患者さん一人ひとりに、お口の健康から全身の健康に目を向けていただき、自分の健康は自分で育て、守っていくという意識を持っていただくことです。
感染症でもあり、生活習慣病ともいわれている歯科疾患に対して、PMTCなどの口腔ケアを継続していくことは賢い対応であり、患者さんご自身にとって大きなメリットが得られることなのです。

これからは予防の時代

これまでの歯科は「すでに進んでしまった病気をどう治そうか」ということばかりに取り組んできました。いま、そういった医療のあり方が反省期に入ろうとしています。
「何が原因で悪くなったのか」「それを防ぐにはどうしたらいいのか」もう一度、よく考えてみましょう。

よく磨いているつもりなのに小さい頃からむし歯で苦労された方、歯肉がよく腫れる方、歯の表面がすぐに着色する方、唾液が少なくて悩んでおられる方、その他全身のご病気が原因でお口に不快な症状が出やすい方、定期的なお口のケアが、きっとあなたの悩みを解決する糸口になってくれるはずです。何も怖がることはありません。ただ一言、当院のスタッフにこう言ってください。
「定期的なお口のクリーニングをお願いできませんか。」